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小川洋子「博士の愛した数式」を読み終えました。
一見無意味な数字の数々にあらゆる意味を与え、温度や具体性のあるイメージにしてしまう。そんな数学博士と家政婦とその息子「√」のお話。僕は博士と一緒で素数好き。といっても、あんなすらすら素数出てきませんが。銭湯のロッカーとかで素数を意図的に選んでるのを、おかしいと何度も言われたけれど、やっぱり俺はおかしくなかった、と声を大にしていいたい。ハイ。素数のその独自性が好きなのです。反面2のn乗*3のn乗とかで表せるようなシンプルさも好きなんですが。
って、数学そんな得意じゃありません。好きなだけ。因数分解も、因数定理を使わずに解くのが好きな男の子でした。あんな当てはめたら何とかなっちゃう定理に押し込んで解くのは計算ばっかで楽しくないから。
と話がそれましたが、小説非常に丁寧な描写で引き込まれました。博士が普通じゃないところは—ココが小説の肝ですが—、記憶が80分しか持たないんです。事故で脳に障害を持っているのです。その世話をすることになった家政婦とその息子3人の心の交流のお話。家政婦とその息子は博士の変わったところも受け入れ、その魅力にどんどん親しみを覚えます。記憶をもてない博士は毎回初対面となるのだけれど、3人の心の親交は深まっていきます。博士に向いた親交ばかり深くなっていきそうなものなのに、80分しか記憶がもたないながら博士も親近感は増しているように感じられます。ドラマチックな過剰なストーリーもなく、描写も落ち着いていて、その分染み入ってくる感じ。最後まで穏やかに描かれます。非常におススメです。
主人公は「私」「君」「ママ」といった風にしか出てこない、博士も「博士」「義弟」としか出てこない、息子は「ルート」「息子」「息子さん」といったように名前は全く出てこない。出てくる名前は殆ど野球選手、若しくは数学者。意図的なのかな??という訳で、モチーフとして野球、特に阪神、特に江夏選手は重要です。数学だけでなく往年の野球好きも面白く読めるのかもしれない。
ちょっとネタバレ
****
義姉「N」と博士は、昔心の底から愛し合っていたようだけれど、なぜ博士の兄とNが結婚したのだろう。誰か解釈を聞かせておくれ。
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2006/11/07 at 11:13 PM
博士は結婚していない。昔の家風だったら、まずは嫡男の結婚なのでは?
という家庭の事情。
もしくは博士の兄がNを愛していた。だから、博士は兄である長男には逆らえず、また時代からNは男に意見できなかった。
そんな悲しい時代の背景の描写なんじゃないかと・・・
どうでしょう??
2006/11/08 at 3:16 PM
なるほどねー。
何か、想像する事しかできんよねぇ…。
描写から読み取った解釈はないかのぅ。
何か、義弟義弟とわざと言う義姉には、2人に何か複雑な事情があるように感じさせるのぅ。しかもクッキーの底にしまったNに捧げるっていう論文は自分の手元に置いたきり…。渡してないんかな?? そいでもって、フェルマーの最終定理の証明だったんじゃないかなぁと勝手に妄想。
とりあえず、映画観たいね!
2006/11/10 at 12:06 AM
映画化されてるんですか・・・??
映画事情に詳しくない私・・・
それだったら観に行こうかしら・・・♪とりあえずプラダを着た悪魔でしたっけ?あれは見たい作品の一つなんですが・・・^^
もし映画を見たら・・・きっとおお泣きですね。。。:(
2006/11/10 at 2:16 PM
おもしろそう☆読んでみたいな・・・
本は読みたいねんけど、いい出会いがないの:cry:
最近ヒットが全然なくて・・・
数学得意じゃなくても読めそう??
P.S アタシも料理するのはスキやけど、毎日の献立に悪戦苦闘:roll:
なんかおすすめレシピあったら教えて〜(人・㉨・)♡
2006/11/10 at 6:21 PM
>ゆぅ
あれ、知らんかった?w
映画は家政婦に深津絵里ですよ、奥さん。みなくちゃ:mrgreen:
プラダを着た悪魔も面白そうやね。涙そうそうんときに予告編観た。ああいう分かりきったシンプルなのも素敵です。あ、今日からツタヤ半額や。博士の愛した数式はマダ新作やったかなぁ…
>kinuyo
せやで。専業主婦、読書に映画鑑賞にしまくりやでー。ええやーん。数学得意じゃなくても全然イケルヨ。逆に少し数学したくなるかもしれへんで:D
おすすめレシピねぇ…俺の料理の幅は狭いよぉ〜?:lol: