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期待ハズレの新しいLogic Studio(Logic Pro 9)

Jul 24th, 2009 by Kenji

昨日、Appleから新しいLogic Studioが発売された(アメリカ。日本は4週間〜6週間後出荷となっている)
Logic Studioに含まれるアプリケーション群の中で中心となるのはやはりLogic Proだろう。今回Logic Pro 9となり様々な機能が追加されている。日本語サイトは更新がおいついていないようで、個々の昨日の詳細ページへ飛べないなので、英語サイトをみると(というか、最初に英語ソースでリリースを知ったので)チュートリアルビデオがいくつか見られるので、まずはそちらを確認してみるといいでしょう。簡単にめぼしい新機能をまとめる。けど、上記サイトでビデオ見た方が分かり易いと思う。


  • Flex Time – オーディオのタイミングやテンポを操作・調節
  • Flex Tool – 波形表示からマウスクリックだけでオーディオを操作
  • 新プラグイン「Amp Designer」と「Pedalboard」
  • Audio Quantize – 演奏全体のタイミングを修正す
  • Varispeed – マルチトラックのプロジェクト全体のテンポを変更
  • Selective track impor – 別のプロジェクトから特定のトラックをインポート。トラック何をインポートするか細かく指定できる。例えば設定だけをインポートとかいうのも可能。
  • Expanded take folder editing – オーディオのフォルダ機能の強化
  • Drum replacer – パラで取ってあるドラムのスネアのヒットを検出して別のサンプルで差し替える、というような事が可能。
  • Convert to Sampler Track – オーディオリージョンをスライスしてEXS24にマッピングし、それを元通りに鳴らすMIDIノートにリプレースする機能。
  • Bounce-in-Place – エフェクトをサクッと簡単にレンダリング
  • Notation and chord grids – スコアを作るときにギター押さえ方記号(?)みたいなのを書ける

あとJam PackにVoiceが追加とか、Space Designerのプリセットが増えたとか。はっきりいって期待はずれ。新機能の殆どはタイミングとテンポに関するもの。SONARがバージョン5でV-Vocalを追加したのが2006年。VariAudio機能が追加されたCubase 5が発売されたのは今年の3月。それぞれオーディオファイルのタイミングや音程を自然に編集できる機能だ。当然今回のLogicでも同等かそれ以上の機能を期待していたのに。出てきたのはタイミング補正のみ。その他、地味に便利かも?という機能追加以外にはギタートラックにしか関係ないプラグインが2つ追加とかそんな程度。ハッキリいって、地味に便利、という機能追加以外にこれといって特筆するような新機能がない。地味すぎる。バージョン8.5でいいんじゃないかというくらい地味なアップデート。

Appleはなにをしてたんだ。いくらCubaseの半額といっても、これは酷い。しかもアップデート価格はCubaseのそれよりも高いときた。さらなる地味なアップデートが山ほどあるのを期待してアップデートするか。あるいは今回のアップデートはスルーしてもいいんじゃないかという位。マルチアウトのバーチャルインストゥルメントの扱いがもう少しスマートになったらそれだけでもアップデートしたいんだけれど。ほんとに期待ハズレの内容でした。この感想をもって、使ってみたときにいい意味で裏切られればいいんだけれど。あとSnow Leopardの対応はバッチリだろうからやっぱ結局買いなのかも。

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4 Responses to “期待ハズレの新しいLogic Studio(Logic Pro 9)”

  1. logicer
    December 8, 2011 at 6:29 pm

    まだいじってないので何とも言えませんが、機能的には多少なりともアップされているわけですよね?
    Final Cut Proの低価格化&大幅な機能削減に比べればよろしいかと。
    しかもFCPはアップグレードプランはなく「新規で購入してください」ときた……。
    とは言えLogic、ブランドがimagicのままだったら、今頃はさぞ秀逸なソフトに育っていたことでしょう。

    • Kenji
      December 10, 2011 at 11:18 am

      機能的には記事内で上げているように8->9のバージョンアップで追加された新機能はありますよ、もちろん。この記事もう随分古いですが、当時上に上げた機能の殆どは競合ソフトがとっくに実装済みのものだったりして何も目新しくなかったんですよね。ましてや、他の競合ソフトがとっくに搭載していて、きっとLogicでも!!是非搭載してくれ!と思ってた機能がなかったり…。内容が内容だけに、バージョン8.5って印象でした。もう2年半前になるんですね。まだLogic Xがでないなんて…。

      Appleに買われてカドが落ちたのはいいとして、開発リソース殆ど当てられず緩やかな死に向かっているようにしか見えず残念ならない。つい先日Mac App Storeのダウンロード販売に切り替えましたね。価格は魅力的ですが、バージョンはXじゃなくて、9.xで。遅い…遅すぎる。というこで、数ヶ月前にCubaseに乗り換えました。10年以上かけて、Logic-Cubase-Logic-Cubaseとぐるぐる戻ってきた形に。いつかまたLogicに戻るのかなー。SteinbergはYAMAHAに買収されてからも衰える事無くむしろ勢いを増している感じがとても頼もしいです。

  2. logicer
    December 10, 2011 at 6:07 pm

    失礼しました、2年前の記事でしたね(笑)
    先日のApp Storeリリースの件でググりこちらへ辿り着いたものでてっきり……。

    友人がLiveを使っているので、最近は浮気心が芽生えてます(笑)
    でもLogic歴20年、もうしばらく付き合ってみようと思います。

  3. Kenji
    December 10, 2011 at 6:17 pm

    なるほど。タイミング的にそうですよねw 今回のリリースはLion対応がメインで特に新しい機能はないのかなと。全部入りバンドルをやめて、シンプルにLogicだけで$199というのはとても良心的だと思いますが、モノ自体がもはやかなりdatedな感は否めないです、個人的には。

    只今新宿で上映中のミュージカル「リズミックタウン」の作業の途中で(!)Cubaseに乗り換えて、結局全てCubaseで作業しました。乗り換えにかなり満足しています。Logicが停滞(?)しているあいだ、他に浮気するのもいいかもしれませんよ?Logic Xが出た時に触ってみてしっくりきたら戻ればいいですし♪今はCubaseですが、私もLogic Xが出たら一応一通り触ろうとは思っています。過去の仕事のファイル開くのとかで結局Logicは持ち続けるのは間違いないのでw; とりあえず今のメインはCubaseです。

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